ハザードマップは、土砂災害や洪水、津波災害等において、市民のみなさまが円滑かつ迅速に避難行動をとるための必要な情報を図面に示したものです。
市民のみなさまには、災害に備えていただくために、各災害の正しい知識と地域の危険性を再確認していただき、ご家庭、職場、地域などで災害時に適切な行動がとれるよう活用してください。
洪水・土砂災害ハザードマップには、岩手県が作成した「久慈川水系及び宇部川水系洪水浸水想定区域図、土砂災害警戒区域等指定図、土砂災害危険箇所図、山地災害危険区域図」に基づいて、次の情報を掲載しています。
・洪水時のはん濫などの浸水情報(洪水)
100年に1回程度の確率で起こる大雨により、久慈川、長内川、夏井川、小屋畑川、鳥谷川及び宇部川がはん濫した場合に想定される浸水範囲や浸水深を示しています。
また、P.38~41では、1000年に1回程度の確率で起こる大雨による想定最大規模の浸水範囲や浸水深のほか、早期の立退き避難が必要となる「家屋倒壊等氾濫想定区域」を示しており、大雨が継続することが予想される場合などは、こちらも確認し、早めに安全な場所に避難しましょう。
・一時的に大量の降雨が生じた場合の浸水情報(内水)
平成18年から平成21年に発生した代表的な降雨により浸水した範囲を示しています。
・土砂災害に関する情報(土石流、がけ崩れ、地すべり)
土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、土砂災害危険箇所及び山地災害危険区域を示しています。
また、地震・津波情報として、岩手県が策定した津波浸水想定、東日本大震災津波と明治三陸津波の実績、液状化ハザードマップ、震度分布マップを掲載しております。
[注意]
洪水や内水においては、想定を超える降雨などは考慮していないため、浸水範囲や浸水深が実際と異なる可能性があります。
また、土砂災害警戒区域などの危険な区域以外でも土砂災害の発生する可能性があります。
津波や地震においては、震源地や規模により、浸水範囲が実際と異なる可能性があります。